前回の報告からだいぶ時間が空いてしまったが、昨シーズンに取得したおさんぽおこうの調査結果を確認した。予想とはだいぶ異なる結果となったが、ともかく得られた情報を記載しておく。
調査方法
おさんぽおこうによって出現したポケモンの種類と、大まかな出現エリアを記録したものを集計した。出現エリアは、
- ガラル三鳥の出現が多い(気がする)エリアA
- ガラル三鳥が出現したことはあるが、Aほどは出現しないエリアB
- その他の様々な地域
の3つに分けた。
また、出現ポケモンについては、以下の種類をおさんぽおこう効果で出現したものと想定した。ただしイベントで出現率が上がっている場合は除外した。
| アルクジラ | イノムー | ウデッポウ | エアームド | ガバイト |
| カブルモ | カメテテ | ガラルサンダー | ガラルファイヤー | ガラルフリーザー |
| ギアル | グランブル | クリムガン | クルマユ | コアルヒー |
| コソクムシ | コマタナ | コモルー | コリンク | シャンデラ |
| ズガイドス | スコルピ | タツベイ | タブンネ | ダルマッカ |
| チョボマキ | チリーン | デデンネ | ドジョッチ | トリミアン |
| ドンファン | ニューラ | ヌイコグマ | ネンドール | ノコッチ |
| ハーデリア | ハギギシリ | ハクリュー | ハトーボー | バニプッチ |
| バルチャイ | ヒトデマン | ヒポポタス | フシギバナ | フリージオ |
| ヘルガー | ホエルコ | ボクレー | マーイーカ | マメバッタ |
| ミルタンク | メリープ | ヤンチャム | ユレイドル | ヨルノズク |
| ラルトス | ランプラー | リザードン | リングマ | ルンパッパ |
調査結果1:エリアごとの出現率
おさんぽおこうの効果による、該当ポケモンの出現率をエリア別に集計した。
| エリア | おさんぽおこう効果による出現数 | 全体の出現数 | 確率 |
| A | 187 | 939 | 0.199148 |
| B | 51 | 225 | 0.226667 |
| 他 | 106 | 511 | 0.207436 |
| 全体 | 344 | 1675 | 0.205373 |
集計してみると、予想とは異なり、どのエリアでもおさんぽおこう効果による出現率に大きな違いはなかった。エリアBはやや高めの数値となっているが、サンプル数が少ないので、明らかな違いがあるとは言い難い。おさんぽおこう効果によって専用の枠からポケモンが出現する確率は、約20%であると分かったのは収穫だった。
調査結果2:日付ごとの出現率
エリアAにおいて、日付ごとの出現率の変化を集計した。

以前には、同じ場所でおさんぽおこうを使用し続けると、専用枠の出現率が下がっていくような結果が得られていた。しかし今回、長期間の観測を行った結果では、明確な傾向は見られなかった。
ここで一旦時系列を忘れて、出現率自体の分布を見てみる。以下のグラフは実際の出現率(オレンジ)を40段階に区分した分布と、平均の出現率が20%の場合に観測が予想される出現率の分布(青)を示したものである。実際の出現率はばらつきが大きくはあるが、予想される分布にかなり近いものになっており、単純にランダムな変動の結果として考えても矛盾はなさそうである。
以前の調査とは1日の遭遇数が異なるため、その影響の可能性は否定しきれないが、少なくとも1日30分程度なら、同じ場所でおさんぽおこうを使用し続けても専用枠の出現率は下がらないと考えられる。

調査結果3:ガラル三鳥の出現数
ガラル三鳥の出現数はかなり少なく、十分なデータとは言い難いが、ひとまず結果は記載しておく。
| エリア | ガラル三鳥の出現数 | 全体の出現数 | 確率 |
| A | 6 | 939 | 0.00639 |
| B | 1 | 225 | 0.004444 |
| 他 | 1 | 511 | 0.001957 |
| 全体 | 8 | 1675 | 0.004776 |
おさんぽおこう効果による出現率がほぼ同じだったのに対し、こちらはエリアAに集中している。データ数不足のためあくまで仮説ではあるが、おさんぽおこう効果による出現率は場所に関わらず20%、ただしその中でのガラル三鳥の割合は場所によって異なる可能性がある。もしこの仮説が正しい場合、ハトーボーやハーデリアのような、おさんぽおこう効果で出現率が高いポケモンを目印に場所の探索を行っても意味がないことになる。ガラル三鳥が出やすい場所を探すには、ガラル三鳥自体を探すしかないというのが今回の結論になる。
終わりに
せっかくデータを取っていたにも関わらず、傾向が見えにくいことでモチベが上がらず、だいぶ放置してしまい申し訳ない。予想とは異なるが、おさんぽおこう効果による出現率が場所に依存しないという新たな発見があったので、このような調査を行うこと自体が面白いものであると再認識した。最終的に何か都合のいい方法が見つかったわけではないので、おそらくこの結果が広まることもないのだろうが、もし異なる結果が得られた方がいればぜひデータを提供していただきたい。